家族でつくる、
防災の時間
防災士が2ヶ月間、
あなたの家族に寄り添う
伴走型プログラム
久保 玲奈
防災の伴走人 / 防災士
東京都出身

私がこの活動をはじめた理由
正解の話ではありません。これまでの経験の中で、私自身が考え続けてきたことです。
子どもが将来なりたい職業の中に、
いつか「防災士」という選択肢が自然に並ぶ。
そんな未来があったらいいな、と考えています。
災害が起こるたびに、
「もっと備えていればよかった」「過去の教訓が活かされていない」
という声を耳にします。
そのたびに、伝えるための活動や学びの場が生まれます。
多くの場合、それらは助成金やボランティアによって支えられ、
学びに来る人は、無償、もしくはとても安価に参加できます。
そこには、
「同じ後悔をしてほしくない」
「命を守ってほしい」
という、伝える側の強い想いがあります。
けれど一方で、
学んだことが日常の行動にまでつながらないまま、
時間が過ぎてしまうことも少なくありません。
命に関わることなのに・・・
命を守るための知識や対話なのに・・・
なぜ、これほど大切なことが、
「仕事」として当たり前に成り立ちにくいのだろう。
そんな問いを、私はずっと抱えてきました。
消防士や警察官のように、
命を守る仕事が、子どもたちに「かっこいい」と思われる存在であるように。
時間はかかるかもしれないけれど、
防災士も、そんなふうに社会の中で認識される存在になってほしい。
このサービスは、私ひとりで、小さく始めます。
大きなことはできません。
それでも、
同じ違和感や想いを抱いている方がいたら、
少しずつでも、一緒に考え、発信していけたら嬉しいです。
略歴
2012.8-2016.3
学生ボランティア
としての被災地支援
2012年8月、大学の先輩たちが立ち上げたボランティアツアー「TAKE ACTION!」に参加し、初めて被災地を訪れる。
ニュースや報道で見ていた景色とはまったく違う、被災地の日常や人の暮らしを目の当たりにし、「学生の立場でも、継続して関われることをしたい」と考えるようになる。
その後、岩手県陸前高田市に拠点を置く(旧)一般社団法人SAVE TAKATAの学生ボランティア拠点「若興人の家(わこうどのいえ)」に参加。
月1回の土日活動を約2年半続ける中で、地域の人々との関係や、土地の空気、食、文化に触れ、次第に「いつかこのまちに暮らしたい」という思いを抱くようになる。
この時期の経験が、後の活動や仕事の原点となっている。
2016.4-2019.3
防災分野における
実務経験
学生時代のボランティア経験を通じて、「行政と住民のあいだに立ち、現場の声を形にできる人になりたい」と考えるようになり、東京に拠点を置くまちづくりコンサルティング会社「地域計画連合」に就職。
防災分野では、被災地での活動を通じて得た知見や人脈を活かし、地域住民が自助・共助を学ぶワークショップの企画・運営や、行政職員・自主防災組織が使用する避難所運営マニュアルの作成・改訂などに携わる。主に行政からの委託業務として、制度と現場をつなぐ役割を経験した。
2017年6月、防災士資格を取得。
2021.1-2025.1
地域における
防災・減災活動
2019年4月、東京から岩手県陸前高田市へ移住。
2021年1月より、一般社団法人トナリノ(旧SAVE TAKATA)に所属し、市が所有する廃校や応急仮設住宅の管理運営業務に携わる。
併せて、防災減災をテーマとしたワークショップの企画・運営を担当。「自助」を学ぶことに特化し、座学と体験を組み合わせた内容として、主に学校や地域団体に提供してきた。
2021年12月には、陸前高田市より「陸前高田市防災マイスター」の認定を受ける。
その後、地域団体「陸前高田 防災を考える会」に所属したり、任意団体「陸前高田市防災マイスターの集い」の立ち上げ(2023年5月)にも関わり、地域内で防災に関わる人々との意見交換や活動に参加。
さらに、岩手県東日本大震災津波復興委員会 委員(第34回~第37回)を務め、復興施策や地域の現状について意見を述べる立場として関わったほか、3.11メモリアルネットワークの広域伝承連携部門 運営委員として、被災地間・担い手間の連携や伝承のあり方についても検討を重ねた。
2026.1-
現在
学生ボランティア、行政や専門家との協議、地域での実践を重ねる中で、防災は制度や知識だけで完結するものではなく、暮らしの中で無理なく続けられる形でこそ意味を持つと、あらためて実感するようになる。
「知るだけで終わらせない」「続けられる」防災のあり方を、個人・家族・地域それぞれの立場に寄り添う形で模索している。